省エネ計算×設備設計
設計の進化と建築の未来に寄り添う省エネパートナー
建築物の省エネ計算とは
省エネ計算とは、建築物が使用するエネルギー量を事前に算出し、
国が定める省エネルギー基準に適合しているかを確認する専門的な評価業務です。
単なる法令対応にとどまらず、快適性の向上、環境性能の強化、そして建築物の長寿命化を図るための設計手法のひとつになっております。
建築設計には3つの専門領域があり、「意匠設計」「構造設計」「設備設計」に分かれています。
近年ではそれらに加えて「省エネ計算」が、建築物に付加価値を与える重要な役割を担うようになりました。
省エネ計算は、建築物全体のエネルギー効率を“見える化”し、環境への配慮と法令遵守を両立させることで、建築物の質をさらに高めます。
サービス内容
弊社では基本設計段階からプロジェクトに参画し、各種基準への適合に向けた技術的アドバイスや、
お客様の要望に応じた最適な設計対応をサポートします。
| 省エネ適合性判定 | BELS申請対応 | ZEB・ZEH検討 | 東京都環境計画書 | CASBEE届出 | 性能評価 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 住宅 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | × |
| 非住宅 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | × |
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2025年4月より、すべての新築建築物に対して省エネ基準の適合が義務化されました。
現行基準では、省エネ適判の適合に省エネ等級4以上の性能が求められます。
省エネ等級は、住宅のエネルギー効率を示す指標です。
「断熱性能」と「一次エネルギー消費量」の2つの等級で評価されます。 -
ZEB(Net Zero Energy Building)やZEH(Net Zero Energy House)は、
建築物が年間で消費するエネルギー量を、太陽光発電などの創エネによって実質ゼロにすることを目指す設計手法です。
ZEBは主に非住宅建築物、ZEHは戸建住宅などの住宅建築物を対象としています。
現在、ZEBには4つのランクがあります。 -
BELS(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System)は、
「建築物省エネルギー性能表示制度の略称」で、建築物の省エネ性能を★の数でわかりやすく示す制度です。
住宅・非住宅すべての建築物を対象とし建築物の一次エネルギー消費量に基づきBELS評価機関が6段階で評価を行います。
建築物全体はもちろん、フロア単位・テナント単位での評価も可能です。
ZEB・ZEHの取得は、まず建築物の省エネ性能をBELSで見える化し、認証を得たうえで補助金申請へと進みます。
よくあるご質問
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A設備設計との連携はもちろん、省エネ業務単体でのご依頼も対応しております。
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A基本的には必要資料受領後、2週間ほどお時間をいただいておりますが、納期に余裕がない場合は可能な限り柔軟に対応しております。
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A基本設計段階でのご相談にも柔軟に対応しております。お気軽にご相談下さい。
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A代行提出が可能な場合には、弊社にて対応も可能です。
